良く頂く質問に、「相談するタイミング(時期・段階)」に関するものがあります。

具体的には、

「どのタイミングで相談に行くのが良いですか?」

「どの程度、起業計画が固まっていたら相談しても大丈夫ですか?」

といった質問です。


今回は、この点について少し書いてみようと思います。


最初に、相談を受ける側の立場で、「相談の適切なタイミング」について結論を書いてしまうと、

「早ければ、早いほうが良い」

「相談したいと思ったら、相談を申し込んで欲しい」

という事になります。

「まだ、あまり細かい事が固まっていないので、相談はもう少し後の方が良いのでは…」

などと考える方もいらっしゃいますが、そういう事は、あまり気にしなくて大丈夫です。


もちろん、作業の進め方は、本人の好みがありますので、「自分で熟慮した後じゃないと、相談したくない」という事であれば、それはそれで結構です。

そういう方は、起業後も、そのスタンスで事業を運営されていく可能性が高いので、そのスタンスで統一されるのも悪くないと思います(ただし、そのような事業の進め方にはデメリットもありますので、必要に応じて、その事は指摘はさせて頂きます)。

しかし、もし、「効率的に起業準備を進めたい」「無駄な作業は減らしたい」という事であれば、早めに、一度、相談される事をお勧めします。

相談する事で、検討が一気に進む事は多く、「一人で悩んでいたのが馬鹿みたい」とおっしゃる方も多いです。

色々と細かい事を詰めてから相談に来られる方もいらっしゃるのですが、相談をお受けして、様々なチェックを行うと、「起業の枠組み(全体像)を大きく変えた方が良い」という結論になる事がある場合もあります。

そのような場合、細かい事を検討するのに使った時間は無駄になる事が多いのです。


ちなみに、相談を受ける側としては、

「相談者が、自分がやりたい事が良く解っていない」

「やりたい事だけは決まっているが、実現の目処がまったく立っていない」

といったケースは、日常茶飯事ですので、全く気にしません。

それを実現する為の道筋は、こちらでお手伝いができます。


また、

「何がしたいかも決まっていないが、とにかく起業したい」

という場合でも問題ありません。

(実際に、そういう方はいらっしゃいます)


その場合は、その方に向いている事業を考えるところから支援します。


当センターの支援内容というのは、それくらい柔軟なのです。

ですから、あまり深く考えず、気軽に相談をお申し込み下さい。

お待ちしております。